こんにちは、イノウエガクです。MacBookAir、iPhoneがメインのわたしですがGoogleHome(正確にはGoogle Nest mini第2世代)を買ってみました。果たしてMacユーザーがGoogleHomeをうまく活用できるのか、実験です。
なぜAppleユーザーがGoogleHome? GoogleHomeとMacbook
経営者とフリーランスをしていると、生活が不定期になってきます。朝6時集合のミーティングもあったりして起床時間もバラバラ、たま〜にミーティングをすっぽかすことがあります(この前やらかした)
「こうも不定期だと、自分だけでスケジュール管理していては失敗する」と思いまして、機械に頼ることにしました。GoogleHomeを買ったのはそういう背景です。
時間がかかる作業を効率化するのが大好きでして、AlfredやYoink、Automatorやショートカットなど効率化ツールを使い倒して生活しています。GoogleHomeもずっと前から気になっていたのでした。
↓こんなこともやってます。
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【レシピ紹介】AutomatorでKindle電子書籍をコピーする方法 – ガクマーケティング
Mac標準搭載のAutomatorと、無料公開されているXnConvertというアプリをつかって、誰でも簡単に電子書籍コピーしよう!
とうとう買っちゃったわけですね。
そういえば「HomePod」というApple製品もあります。しかしGoogleHomeにしました。他サービスとの連携性が高いことと、音声認識の精度が高いことが理由です。Googleドキュメントの音声入力をつかっていると、やはりGoogleの音声認識の精度はズバ抜けていると実感しています。
加えてGoogleNest第2世代はとても安く入手できます。衝動買いしたけど結局使わなくなったのであろう中古品も多く出回っていて、わたしはメルカリで2,500(送料込み)で買えました。HomePodは1万円以上しますから……貧乏人には手が出ません。
買ったはいいけれど、MacユーザーでもGoogleHome使えるの? わしも知らん! でもなんとかなるでしょ! いざ実践だ!
Googleサービスへの共有が決め手 GoogleHomeとMacbook
まず、わたしが勘違いしていたことがあります。GoogleHomeはそれ単体で独立したデバイスです。Macにソフトをインストールして使う、線で繋ぐ、といったものではないです。電源に繋いだら、それだけで活用できます。
わしが馬鹿でした
Macユーザーだろうが、LinuxだろうがGoogleHomeは動作します。ただしGoogleHomeからMacを操作する、などは難しい模様。
もしかしたらIFTTTとAutomatorなどを使ったら可能かもしれない……? どうなんでしょう。GoogleHomeに特定のワードを話したらIFTTTで○○が起動してメールが届く、メールが届いたらAutomatorが走って……。考えるだけで嫌になってきますので、やめておきましょう。
GoogleHomeがアクセスできるプラットフォームは、多くありません。たとえば「今日の予定は?」と聞いて、GoogleHomeが参照できるカレンダーはGoogleカレンダーがメイン。(iOSのカレンダーも参照できるらしい)TimeTreeでつくるローカル保存のカレンダーなどには、たぶんアクセスできません。
参考外部リンク≫iOS版「Google アシスタント」アプリがアップデートでiPhone純正のリマインダーとカレンダーの読み込みに対応
iOS版「Google アシスタント」アプリがアップデートでiPhone純正のリマインダーとカレンダーの読み込みに対応
2019年3月5日(火)iOS版の「Google アシスタント」アプリがアップデートし、Appleのイベントとリマインダーを確認できるようになっています。
アップデート後、最新情報ページを開くと、Apple標準のカレンダーとリマインダーを確認できるようになっており、アクセスの許可ができるカ
逆にGoogleカレンダーにさえ保存していれば、Mac・iPhone側で使うアプリはなんでも良いことになります。カレンダーアプリはFantasticalを使っていますが、イベントの保存先はGoogleカレンダーにしているので、GoogleHomeに「今日の予定は?」と聞いてもちゃんと動作します。
ただし、GoogleTodoとGoogleアシスタントはまだ連携していないようです。今後の機能改善に期待しましょう。
「音楽を再生して」といって使用できるサービスはYoutubeMusic、Spotify、AppleMusic、AWA、dヒッツ、うたぱす、LINEMUSICだけ。それ以外の音楽ストリーミングサービスには対応していません。これだけあれば十分か。
メモツールにおいては、アシスタント内のメモ帳か、GoogleKeepのみ。アシスタント内のメモ帳は、アシスタントに読み上げてもらう分には使いやすいのですが、テキストデータとして参照するにはアクセス性能が極悪なので、まず使えません。基本はGoogleKeep行きになります。Evernoteとか欲しかった。(これは後述のIFTTTを使えば回避できました)
Mac・iPhoneユーザーがGoogleHomeを活用できるかは、使用サービスがGoogleHomeと連携できるかにかかっています。これを確かめるには、Googleアシスタントを使ってみるのが一番。
GoogleHomeでできること≒Googleアシスタントできること。GoogleHomeを活用できるか不安なひとは、まずはGoogleアシスタントを使ってみるといいと思います。
Googleアシスタントをつかってみて「なんだか他にも使えそうだぞ」とワクワクするなら、GoogleHomeを買っても活用できると思います。Googleアシスタント(スマホ)とGoogleHomeの違いは、集音声でしょうか。部屋のどこからでも動作します。これが便利なんです。
IFTTTを活用しよう
Mac・iPhoneユーザーの強い味方が、IFTTTです。先ほど、メモツールはGoogleKeepしか使えないと言いましたが、IFTTTを使えば別サービスにメモを保存することができます。
GoogleHomeに「メモ」と話しかけた場合にIFTTTが起動して、別サービスにメモを保存する、というレシピを作れば回避できます。下のブログで解説されていました。
参考外部リンク≫Google Homeに話しかけてメモを取るのが便利すぎる。4つの方法とその理由
Google Homeに話しかけてメモを取るのが便利すぎる。4つの方法とその理由
スマートスピーカー。目新しいガジェットで一体何に使うものなのか、何が便利になるのかイマイチわからないという方は多いかと思います。 かくいう私も以下にこれを使いこなすかに日々奮闘中です。 そんな中、Clova WAVEに続 […]
これを丸ごとパクりまして、わたしも「メモ ○○」と話しかけると、Evernoteに保存するレシピを動かしています。IFTTTはバックグラウンドで動作してくれるので、スマホを閉じていても大丈夫。便利です。寝る前に記事のネタを思いついた時とか、すごく。
なおIFTTTを無料で使えるのは3つのレシピまで。それ以上のレシピを使うなら、有料プランに申し込んで使うか、代替サービスを使ってみるのもいいと思います。わたしが気になっているのは「n8n」ってやつ。オープンソースで無料。ネットに繋がっているサーバーが必要になりますが、ブログ用に契約しているので実質無料で使えます。導入が難しそうですが、長く使うなら導入コストも飲めます。もうちょっと有名になって、日本語記事が出てきたら導入してみようかな。
話がそれました。ようするに、IFTTTなど外部連携サービスを使えば、選択肢はかなり広がります。Macユーザーでも、かなりの自由度で活用できると思います。
スピーカーにもなる GoogleHomeとMacbook
ちなみに、GoogleHomeはMacBookのスピーカーとしても動作します。これが結構に低音を出してくれまして、MacBookのスピーカーよりもずっと良い。
参考外部リンク≫Google Home miniをMacでBluetoothスピーカーとして使う方法
映画を見るときなんかも、かなりの迫力になります。絶対に「モノログ」になるのが難点ですが。
わたしのMacbookとGoogleHomeでやっていること GoogleHomeとMacbook
まだ届いて数日のため、大したことはできていませんが、今の使用状況はこんな感じ。
- 毎朝7時:アラーム→今日の天気→今日の予定→今日のリマインド→明日の予定(MacのFantasticalで追加した予定を読んでくれます)
- 毎日0時:明日の予定→明日のリマインド→ 明日の天気→睡眠用サウンドの再生
- 「メモ 〇〇」と話しかけると、Evernoteに「GoogleHomeからのメモ ○○」というノートが作成される
- 帰宅時:「ただいま」と話しかけると、明日の予定→明日のリマインド→Spotifyで音楽再生
- MacのスピーカーをGoogleHomeにする
テレビなどの家電がないので、IoT的な活用は実はできていません。
主たる目的は習慣づくりとスケジュール管理の自動化なので、今後はApple Watchなどとの連携をしていきたいです。Apple Watchないけど。
まとめ GoogleHomeとMacbook
MacBook・iPhoneユーザーでもGoogleHomeを活用できます。ポイントは、いかにGoogleに情報を保存するか。
カレンダーアプリはApple純正のものをつかって、イベントの保存先をGoogleカレンダーにしたり、IFTTTを利用すれば不自由なく活用できます。iOSのカレンダーにも読み書きできるみたいですが、やはりGoogleサービスをとおした方が融通はききます。というかAppleだけでがんばりたいなら、HomePodにした方がいい。
新しい活用方法が見つかれば、また記事にしていきます。ではまた!

「日本一変なキャリアの元公務員」
北海道在住のライターです。
olbb(株)取締役、ガクマーケティング代表
市役所と北海道庁職員を併任した後、WEBマーケターに転職。2年後に独立し、現在はライター&経営者をしています。
「働き方をもっと自由に、だけど堅実に」がモットー。
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