こんにちは。ガクマーケの井上 です。
公務員試験のグループワークで面接官がみる3つのポイント【グループワーク対策講座②】では、グループワークの面接官が気にする3つのポイントをおさえて、完璧な人じゃなくても、いい人材に見てもらう、という話をしました。
まだ読んでない人は、 公務員試験のグループワークで面接官がみる3つのポイント【グループワーク対策講座②】 – コウムノート を読んでくださいね。
グループワーク対策講座、第2回を終えた方、お疲れ様でした。
けっこうな知識量でしたから、甘いものでも食べて、ゆっくり休んでくださいね。
グループワーク対策講座 第3回では、グループワークの役割分担について 紹介します。
どんな役割があるのか知らないと、本番で何をしたらいいのか分からず、頭が真っ白になるかもしれません。
事前に知識をもっておけば、当日のパフォーマンスもよくなりますよ。ぜひ御覧ください。
連載目次
- まとめ【これで完璧】公務員試験のグループワーク対策講座まとめ
- 公務員試験のグループワークとはなんぞや?【グループワーク対策講座①】
- 公務員試験のグループワークで面接官がみる3つのポイント【グループワーク対策講座②】
- 司会だからと安心するな!【役割分担】について解説|公務員試験グループワーク対策講座③
- 公務員試験のグループワーク対策講座④誰でも出来るヤツに見せるトーク術・裏技7個を紹介!
公務員試験のグループワークの『役割分担』って必要なの?

役割分担しないと、時間が足りません。チームワークを出して取り組まないと、間に合わない課題が出題されたり、他のグループワークと差をつけられてしまいます。
グループワークでは制限時間は1時間くらいです。しかし、ちゃんとした成果を発表するには、1時間はカツカツです。
じゃあ「みんなで分担すれば、時間内にしっかりした成果をつくれるね」ってことで、役割分担するわけです。
それに、効率よく成果を上げようとする姿勢 もアピールできたりもします。
関連記事»公務員試験のグループワークとはなんぞや?【グループワーク対策講座①】
公務員試験のグループワークの『4つの役割』を解説

グループワークの役割は、4つ。
- 司会:まとめ役
- 書記:メモ
- タイムキーパー:時間管理
- 役割なし:議論・作業の主役
それぞれ、なにをするのか、簡単にまとめました
『司会』のやること(公務員試験のグループワーク対策講座)

- グループワークを進行する
- 会話をポイントごとにまとめる
- 話題がそれたら、軌道修正する
- メンバー全員が話すように気配り
- 最後に成果を発表する
司会の仕事をざっとあげてみました。
わかりやすくいうと、グループのリーダーですね。
司会といえば、最後の成果を発表することに、目がいくことがほとんどですが、本当に大切なのはグループのメンバーをまとめ上げることです。
もちろん、発表も大切ですけれど。メンバーをまとめるのが、1番大切な仕事です。
そもそも、いい発表をするには、いい成果が必要。メンバーをまとめて、うまく動かせば、いい成果ができて、いい発表ができる。
それが司会の仕事です。
『書記』のやること(公務員試験のグループワーク対策講座)

メモする。
メモばっかりしない。
書記の仕事は会話を記録することです。成果をまとめるとき、「何を話してたっけ?」とならないように、会話の内容をメモしておきます。
ただし、書いてばっかりいると、何も発言しないで終わりますメモするのも大切だけど、議論に参加するのも忘れないように。
メモした内容をもとに、「私たちは、〇〇のことばかり気にしているけど、■■も大切なのでは?」みたな方向転換ができるとかっこいいですね。
会話全体をまとめて俯瞰できるのが、書紀の魅力でもあります。
『タイムキーパー』のやること(公務員試験のグループワーク対策講座)

時間をはかり、制限時間内に事をすすめるようにサポートします。
グループワークのお題(テーマ)について、発表するとしたら、
- 考えて議論する時間
- 議論した内容をまとめる時間
- 成果を作る時間
- 発表方法を考える時間
みたいな感じで、時間を決めて作業するのが一般的です。ずっと議論してたら、まとまらないから、どこかで切り上げるんです。
そんなとき、時間をみて「そろそろ次いく時間ですよ」と、そっと教えてあげるのが、タイムキーパーのお仕事です。
もちろん、時計をみるだけじゃなくて、議論にも参加していきます。時間を図るだけなので、負担は大きくありません。
たまに、タイムキーパーなしの場合もあります。
『役割なし』のやること(公務員試験のグループワーク対策講座)
役割なしになったとしても、落ち込むことはありません。他の仕事をもたず、議論に集中できるのですから、主役のような人材です。
役割なしの仕事は、議論して、問題点をあげて、アイデアを出して、対策を考えて、作業する 『いわゆる何でも屋』です。
自分の立場、役割には制限がなく、チームの状況を見ながら流動的に動いていけます。ほかとも遜色なく、魅力的な役割ですよ。
まとめ
グループワークの役割は、4つ。
- 司会:まとめ役
- 書記:メモ
- タイムキーパー:時間管理
- 役割なし:議論・作業の主役
まとめ:『役割分担』について(公務員試験のグループワーク対策講座③)

グループワークは制限時間がカツカツです。
そこで、効率よく話を進めるために、みんなで役割分担して進めます。
グループワークででてくる、主な役割は次のとおり。
司会:まとめ役
書記:メモ
タイムキーパー:時間管理
役割なし:議論・作業の主役
ポイントは、役割がなくても、がっかりしないこと。
グループワークの主役は、役割のない『なんでも屋』の人たちです。
バリバリ働いて、思いっきりアピールしましょう。
次回の公務員試験のグループワーク対策講座では、それぞれの役割の、アピール方法を紹介します。
「この司会、まとめるのが上手だな」
「書記のあの人、いい感じ」
「役割なしのあいつ、〇〇ができていて、素晴らしいね」
なんて思わせるテクニックを紹介します>>>公務員試験のグループワーク対策講座④誰でも出来るヤツに見せるトーク術・裏技7個を紹介!
連載目次
- まとめ【これで完璧】公務員試験のグループワーク対策講座まとめ
- 公務員試験のグループワークとはなんぞや?【グループワーク対策講座①】
- 公務員試験のグループワークで面接官がみる3つのポイント【グループワーク対策講座②】
- 司会だからと安心するな!【役割分担】について解説|公務員試験グループワーク対策講座③
- 公務員試験のグループワーク対策講座④誰でも出来るヤツに見せるトーク術・裏技7個を紹介!

「日本一変なキャリアの元公務員」
北海道在住のライターです。
olbb(株)取締役、ガクマーケティング代表
市役所と北海道庁職員を併任した後、WEBマーケターに転職。2年後に独立し、現在はライター&経営者をしています。
「働き方をもっと自由に、だけど堅実に」がモットー。
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