心理学効果をつかった公務員の面接でもある「顔採用」の対策をご紹介します!
YouTubeでも解説
公務員試験で顔採用がある理由
たった30分〜1時間程度の面接では、人の性格や能力までは測りきれず、
情報量の多い「見た目」が合否をわけてしまうことがあるためです。
これは公務員試験だけでなく、民間企業の採用試験でも顔採用はあります。
面接だけじゃなくて、出世や営業などでも顔採用はある……
と個人的には感じています。
見た目は分かりやすくて情報量が多いので
ちょっと仕方ない一面もありますね。
ハロー効果のメカニズム
「見た目がいいから、その人の能力も高そう」と思ってしまうのは
「ハロー効果」という心理学の現象といえます。
ハロー効果は、一部の印象が、全体の評価につながってしまうというもの。
例えば、以下のようなイメージですね。
- 一部の印象:公務員らしい見た目
- 全体の評価:真面目そう、几帳面そう、仕事ができそう
しかし、ハロー効果は顔がいい人だけが使えるものではありません。誰でも活用できます。
というわけで、公務員試験の面接にハロー効果をフル活用していきましょう。
公務員試験の面接にハロー効果を活用する方法(1) 「典型的な見た目をする」
先の例にもあげましたが、公務員らしい典型的な見た目をすることで
全体の評価UPにつながります。
- 一部の印象:公務員らしい見た目
- 全体の評価:真面目そう、几帳面そう、仕事ができそう
面接官側としては
「公務員として住民の前に出せない人(派手すぎ、チャラすぎ)は採用したくない」
という少なからず思いもありますから
典型的な見た目をすることは有効に働きます。
事前の準備だけでいいので、
難しいテクニックはありません。
ぜひお試しを。
公務員試験の面接にハロー効果を活用する方法(2) 「否定をしない」
面接官が間違ったことを言っても「いえ」と否定せず
一度肯定してから、切り返すテクニックです。
否定を続けると、相手が「この人は否定的だ」という印象を持ってしまい
全体の評価Downにつながる恐れがあります。
そこで、面接官が間違ったことを言っても
「そのようなお考えも分かります。しかし……」
という形で、一度肯定してから切り返します。
否定的な印象をできるかぎり減らしつつ、
言いたいことをちゃんと言えるので、こちらもぜひお試しを!
面接だけでなく、仕事中のコミュニケーションにも活きますよ〜

「日本一変なキャリアの元公務員」
北海道在住のライターです。
olbb(株)取締役、ガクマーケティング代表
市役所と北海道庁職員を併任した後、WEBマーケターに転職。2年後に独立し、現在はライター&経営者をしています。
「働き方をもっと自由に、だけど堅実に」がモットー。
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