
- オススメ参考書がたっぷり!

- これから公務員試験を受けるひと
YouTubeでも解説
公務員試験のオススメ参考書を紹介します。
公務員試験の参考書って、ものすごい種類があって、どれが良いのか分からないですよね。
「絵が多い方がいいかな?」「解答が分かりやすいものがいいなぁ……」などなど、僕が公務員試験を受けるときも、かなり悩みました。
この参考書なら絶対合格できる! って参考書が欲しいんですけど、そんなものあるわけありません。
ぜったい合格できる参考書はありません。
しかし、合格した人が共通して使っている参考書はあります。そういう『神参考書』を紹介します。
公務員試験メニュー
公務員試験の良い参考書とは『過去問』
実際の公務員試験は『過去問』と同じ問題がたくさん出ます。
問題の変化が少なく、パターンを覚えれば勝てるものが多い。つまり過去問を題材にした参考書がベストなのです。
大学入試で過去問をやった方は「過去問やっても、本番では見たことない問題出るじゃん」と思うでしょう。
しかし、公務員試験では、ほんとに過去問と同じような問題がバンバンでるんですよね。過去10年分の過去問を解いてみれば、そっくりなのがわかると思います。
ぼくが受けた試験では、『過去問から数字を変えただけの問題』もありました。それくらい、公務員試験では過去問と同じ問題が出やすいんです。
公務員試験の良い参考書とは『過去問を題材にした参考書』です。
公務員試験の参考書は『ケチったら負ける』
参考書って高いです。科目の数だけ参考書がいるので、財布が苦しいですよね。「節約して、重要科目だけ買おう」と思っていませんか?
しかし、ライバルたちは参考書を惜しまず買っています。ここで差を付けられると、なかなか挽回できないんですよね。
- 良い参考書をそろえて、出題率の高い問題をといた人
- 必要最低限の参考書だけ買った人
どちらが合格しやすいかといえば、間違いなく『参考書をそろえた人』です。
公務員試験では、参考書をケチったら負けます。
公務員になって、安定した人生をおくる初期投資が『参考書』
『安定した人生』の初期投資が、1冊2,000円の参考書なら、めちゃくちゃ安いと思いませんか?
公務員になれれば、人生の安定は決まったようなもんです。ボーナスなんて1回で40万くらいもらえるんですよ。しかも年2回。
そんな公務員人生のための初期投資として、参考書代ってめちゃくちゃ安いです。こんなにコスパの高い自己投資はないです。
人生の安定を、たった数万円で買えるわけですからね。参考書は、めちゃくちゃコスパの良い投資です。
公務員試験の参考書の選び方
- 配点の多い科目:スー過去
- 配点の少ない科目:薄い参考書
が基本です。(数的推理をのぞく)
スー過去とは、『新スーパー過去問ゼミ』という参考書のことです。
この先、参考書を紹介する部分で、なんどもスー過去が登場します。それはスー過去が他の参考書よりめちゃくちゃに優れているからです。
- 過去15年間の出題を分析。出題率の高い問題しかない
- 広げた状態から、閉じにくい製本方式なので、勉強が捗る
- 学習効率を高めるさまざまな記事がある
もちろん、スー過去じゃなくても合格できるでしょう。しかし、スー過去をつかうのが、最速最短で1番楽な方法だと思います。
【一般教養編】公務員試験オススメ参考書
一般教養試験のオススメ参考書を紹介していきます。
ちなみに、一般教養試験は特集でわかりやすく解説もしているので、ぜひこちらもご覧ください。きっと点数がアップする糸口になりますよ。
»一般教養試験の大特集!一般教養試験をわかりやすく解説&勉強のアドバイス!
数的推理も解説しています。点数が伸び悩んでいる人へオススメの情報がありますよ。
»数的推理の点数が伸びないときにチェックしたい落とし穴ポイント【公務員試験】
数的推理のオススメ参考書
『畑中敦子の数的推理ザ・ベストプラス【第2版】』が神参考書でオススメ。
オススメの理由は、分かりやすいし、頻出問題の出題率がハンパないからです。しかも、2018年に改定され、最新の公務員試験に対応していることもポイント高い。
ぼくが市役所の試験を受けたとき、この参考書に乗っている問題から数字だけ変えた問題が出たこともありました。
数的推理は、たくさんの参考書がありますけど、これを超える参考書は見たことがないですね。ほんとに分かりやすい。
オススメです。
判断推理・空間把握のオススメ参考書
これも畑中敦子さんの『畑中敦子の判断推理ザ・ベストプラス【第2版】』が1番オススメ。
『判断推理』ってかいてあるけど、『空間把握』も入っています。お得ですね。
- 難しい判断推理を、誰でもわかるように解説している
- 過去問の中からいい問題だけ集めている
- 頻出問題の的中率がハンパない
この参考書より優れた参考書がないです。消去法で『畑中敦子の判断推理ザ・ベストプラス【第2版】』になります。
資料解釈のオススメ参考書
これも『畑中敦子の資料解釈ザ・ベストプラス【第2版】』がオススメ。やっぱり畑中敦子さんの解説はわかりやすい。
ちなみに、一般教養試験はひらすら基礎の勉強をするのがセオリーです。応用問題がほとんどなく、基礎がしっかりできていれば、ほぼ全ての問題に対応可能です。
あとは時間との勝負ですが、『畑中敦子の資料解釈ザ・ベストプラス【第2版】』では、裏技的にショートカットして問題を解く方法もあったりするので、オススメです。
英語・現代文のオススメ参考書
英語と現代文でオススメの参考書は、スー過去です。
『新スーパー過去問ゼミ5 文章理解・資料解釈』に英語と現代文が両方とも入ってます。
英語
- 配点少ない
- 1問とくのに時間がかかる
- 『英語の対策』は勉強量が果てしない
大学受験レベルの英語があればOK。なので『大学生のときの英語の勘をとりもどして、試験問題になれる』勉強がオススメ。
オススメの勉強方法は『スー過去の長文問題を1日1回解く』こと。
長文問題って英語の集大成なので、すぐに勘がもどります。スー過去は出題率の高い問題を集めているので、他の過去問集よりもオススメです。
過去問なので、実際の出題方法に慣れることもできます。一石二鳥。
英単語帳で1から単語・熟語を覚えるくらいなら、もっと高配点な科目を勉強した方がいいです。
僕は英語苦手で、リスニングは全く聞き取れません。 それでもスー過去で勘を取りもどせば戦えたので、やっぱり実戦型の勉強がオススメ。
現代文
現代文も『スー過去の長文問題を1日1回解く』がオススメです。
試験に慣れておけばオッケー。日本人ですから、難しい勉強はいりません。
なのでスー過去一択ですね。ほかの過去問集はオススメしません。
スー過去にのってる過去問は、出題率が高いです。『試験に慣れる』のが目的なので、実際の試験に出やすい問題を集めたスー過去がオススメです。
古典のオススメ参考書
- 配点少ない
- そもそも古典が出ないこともある
おいしくない科目なので、勉強しなくていいです。もっと配点の高い科目を勉強したほうがお得ですね。
オススメの捨て科目は「捨てれば勝てる!公務員試験の捨て科目の選び方・捨てるメリットを解説 – コウムノート」に書いてます。オススメの捨て科目や、配点の高い科目を紹介してます。
社会科学のオススメ参考書
専門科目の勉強でカバーできます。
なので、社会科学の参考書は買わなくていい場合が多いです。もちろん、受ける自治体に合わせて必要であれば揃えてください。
時事のオススメ参考書
『神参考書』の速攻の時事を紹介します。オススメ。
この2つがあると、時事問題は安心できる。そんな参考書です。その理由は次のとおり
- ニュースみたい人でも、図が多く分かりやすい。誰でもわかる。
- 試験に出やすいタイムリーな話題まで網羅されている
- 長年出版しているので、時事問題のノウハウがある
- ポイントを絞っていて、簡単に勉強できる量
特に神ってるのは、『タイムリーさ』です。出版のほんの少し前の出来事ですら、分かりやすく解説しています。
時事問題って、タイムリーなものほど問題になりやすいのに、対策しずらいんですよ。
なぜかというと、タイムリーすぎるものは普通の参考書にのってなくて、自分で対策しないといけないから。
ところが『速攻の時事』は、出版のほんの少し前のニュースも載ってます。
平成30年度版の速攻の時事は、平成29年度末(2月)に発刊されます。前年の時事問題はすべて網羅されているのも納得ですね。
ぼくは新聞やニュースをまったく見ない『ニュース疎い・政治わからん野郎』でしたが、速攻の時事1冊で合格できました。
時事問題は面接対策にもなります。そう考えると、『速攻の時事』はかなりコスパのいい参考書ですね。
公務員試験ならとりあえず1冊買っておこう、という定番オススメ参考書です。
『速攻の時事』と『速攻の時事・実践トレーニング編』の2種類があります。
まずは『速攻の時事』で基礎知識をインプットして、『速攻の時事・実践トレーニング編』でアウトプットすれば、忘れにくい知識になります。
『速攻の時事』だけでもOKです。確実に点数を稼ぎたい方は、トレーニング編も合わせて使ってみてください。
論文のオススメ参考書
公務員試験の論文は、足切りさえ超えればOKです。
配点比率も低いので、がっつり対策しても、アドバンテージにはなりません。
論文対策の記事もありますので、ぜひご覧ください。
もしこの記事だけで論文対策にするのが不安なら、下の参考書がおすすめです。
日本史・世界史のオススメ参考書
まともに対策したら負けです。アホほど範囲が広いので、頻出問題だけやりましょう。
オススメの参考書は『ダイレクトナビ』。
ダイレクトナビがオススメの理由は、頻出問題を赤シートを使って覚えられること。赤シートってやっぱり覚えやすいんですよね。
頻出問題だけまとめているんで、サラッと読んでおけば、数問は拾えるとおもいます。
日本史・世界史は対策にキリがないです。薄い参考書をサラッとで十分。
正直言って、捨ててもいい科目です。捨て科目については、「捨てれば勝てる!公務員試験の捨て科目の選び方・捨てるメリットを解説 – コウムノート」に詳しく書いています。
地理のオススメ参考書
ちょっと勉強するだけで、点数を稼げるコスパのいい科目です。
地理は出題数は少ないけど、頻出問題がハッキリしています。なので頻出問題だけやればOK。捨てるにはもったいないよ!
オススメの参考書は『ダイレクトナビ』。赤シートで頻出問題だけなので、少ない勉強時間でもかなりの点数に繋がります。
芸術文化のオススメ参考書
捨てまししょう。勉強する意味なしの不味い科目です。
捨てる理由を知りたい方は「捨てれば勝てる!公務員試験の捨て科目の選び方・捨てるメリットを解説 – コウムノート」で詳しく書いてますので、ぜひ読んでみてください。
物理・科学のオススメ参考書
理系(技術職)で受験する人や、理系科目ができるひとは対策するといいです。感覚を取り戻すくらいで勉強すれば、そこそこ稼げます。
理系が苦手なら捨てるのもありですね。ぼくは理系だったので勉強しました。
参考書はスー過去がオススメ。
1日数問やって問題に慣れておくだけでも、点数に繋がります。
スー過去のタイトルは『自然科学』と書いてありますが、中身には『物理・化学・生物・地学・数学』の5つが入ってます。2,000円で5科目なんで、1科目あたり400円!
生物・地学のオススメ参考書
生物も地学も、頻出範囲がはっきりしている科目。
オススメの参考書は『ダイレクトナビ』です。1冊に生物と地学がまとまってるので、コスパいいですね。
生物
生物って小学生から勉強しているので、ちょっと復習すれば点数になります。
頻出問題だけやればOK。薄い参考書でおっけーです。
スー過去みたいな分厚い参考書はいらないかと。時間をかける割に配点低いですからね。
地学
地学もコスパのいい科目。頻出問題がハッキリしているので、ぜひ勉強するのをオススメします。
「あ〜そんなこと勉強したわ〜」って感じで、思い出しながらインプットすれば、本番でも十分戦えるかと。
【専門試験変】公務員試験のオススメ参考書
全科目、スー過去一択です(捨て科目はのぞく)
専門試験は配点が多いし、傾斜がかかって点数が2倍になったりします。だから、スー過去でがっつり勉強することをオススメします。
『傾斜』については、「【2021年】公務員試験のボーダー予想|合格者の決定方法 – コウムノート」で詳しく書いています。『傾斜』は点数を2倍にするので、うまく活用すればライバルを出し抜けますよ。
憲法・民法・行政法・ミクロ・マクロのオススメ参考書
スー過去がオススメです。難しい科目ほど、過去問で出題方法になれておくのが効果的。
憲法・民法・行政法・ミクロ・マクロは、ほぼ全部の自治体で出題されるので、『使い回しのできる腐らない知識』です。
どこの自治体でも配点が多いので、スー過去でがっつり勉強するのをオススメします。
財政学・政治学・行政学・経営学・社会学のオススメ参考書
スー過去の中から、頻出範囲を勉強するのがオススメです。
国際関係のオススメ参考書
地方上級を受験するなら、スー過去で頻出範囲を勉強するのがオススメです。
国税とか、裁事を受けるなら捨ててOK。
会計学のオススメ参考書
国税専門官を受験するなら、スー過去で頻出範囲を勉強するのかオススメです。
国税専門官じゃないなら、捨ててOK。
労働法のオススメ参考書
労働基準監督官を受けるなら、スー過去で頻出範囲を勉強するのがオススメ。
労働基準監督官じゃないなら、捨ててOK。
刑法のオススメ参考書
裁判所事務官を受けるなら、スー過去で頻出範囲を勉強するのがオススメ。
裁判所事務官じゃないなら、捨ててOK。
商法・教育学・心理学のオススメ参考書
コスパ悪いので、全部捨ててOKです。
こんなん勉強するなら、ほかやりましょう。専門書は買わなくでいいですね。
まとめ:公務員試験のオススメ参考書
公務員試験は学校の先生が教えてくれないので、参考書が生命線です。参考書が合否を決めるようなものです。
『参考書』は公務員になって、安定した人生をおくる初期投資。参考書の値段は、公務員になってしまえば余裕で回収できます。
最強にコスパの高い投資なので、どんどん自分に投資するのをオススメします!
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「日本一変なキャリアの元公務員」
北海道在住のライターです。
olbb(株)取締役、ガクマーケティング代表
市役所と北海道庁職員を併任した後、WEBマーケターに転職。2年後に独立し、現在はライター&経営者をしています。
「働き方をもっと自由に、だけど堅実に」がモットー。
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