「公務員になりたいんだけど、何から準備していいかわからない」とお悩みのあなたに向けて、この記事をおくります。
この記事を読めば、
- 必要最低限の勉強で、いろいろな自治体を受験できる
- 公務員試験に必要な情報を、集められるようになる
- 公務員試験の情報をまとめたサイトがわかる
といったメリットがあります。
準備をすれば、その後がずっと楽になります。効率的に公務員試験の勉強をすすめましょう
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公務員試験は情報収集がキモ

公務員試験は各自治体で、科目、受験日などが違います。
「どの科目を勉強したかわからないよ!」とならないように、まずはしっかり情報収集するのがオススメ
主にリサーチするのは下の4点。もちろんこれ以外にも調べることはありますが、まず最初のスタートはこれくらいでも大丈夫です。
自分が受験できるかどうか、あたりをミニマムなコストで調べていきます。
- 受ける自治体を決める
- 試験の日程(1次試験から、面接まで)
- 採用人数と倍率
- 1次試験の試験科目
公務員試験の準備① 受ける自治体を決める
受けておきたい自治体を選んでおきます(自分の地元の県庁、市役所、または国家公務員etc…)
区役所、市役所まで視野に入れれば、かなりの数の自治体を受けれます。僕は、3つの自治体(本命1つ+滑り止め2つ)で勝負しました。
公務員試験は狭き門ですから、滑り止めは欲しいですね。まったく興味のない自治体でも、模試にはなります。
公務員試験の準備② 試験の日程を調べる

公務員試験は、複数の試験を同時進行で受験するため、スケジュール管理が大切。
「自治体Aの1次試験と、自治体Bの2次試験の日程が近すぎて、行程が組めない!」
「5つの自治体で受験するつもりだったのに、1次試験日同じじゃん!」
なんてならないように、日程のリサーチは重要です。1次試験だけでなく、2次試験(面接)から先の日程も調べておくと良いと思います。
日程を公開していなかったら、去年の日程を調べてみましょう。ほぼ同日で実施されます。確実な日程は分かりませんが、イメージは掴めます。もし心配なら、その自治体に電話して聞いてみるのも手段の一つです。
日程を調べるときは、このサイトが便利です(外部リンク)>>>参考サイト公務員試験日程一覧
ポイント:自分が受ける自治体の試験の日程に、被りがないか確認しよう
公務員試験の準備③ 採用人数と倍率を調べる

今年の採用人数が0人って市役所もたくさんあります。そういったところは勉強しても仕方ないですね。
採用人数は、過去の採用情報を辿っていけば、ある程度は規模感が掴めます。
稀に、例年20人採用のところ、今年は50人採用って自治体もあります。こういった募集人数が増えた自治体は、滑り止めにしやすいです。
合格できる人数を知ったうえで勉強に打ち込めば、やる気も上がります。ぜひ調べてみてください。
採用人数の確認方法:公式HPで確認するのがオススメ。去年の採用人数と勘違いしないように。
倍率も調べておきたい数字ですね。年度によって増減することもありますが、合格の難易度をざっくりと把握できます。
「倍率が100倍だから受けない」ってわけじゃないです。ライバルの数、合格難易度を知るという意味で、倍率はおさえておかないと、滑り止めなどの戦略が作りにくくなります。
倍率を調べるときは、このサイトがおすすめです(外部リンク)>>>参考サイト公務員試験倍率一覧
公務員試験の準備④ 【重要】受ける自治体の試験科目を調べる
試験科目を調べて、必要最低限の勉強で、複数の自治体を受験するように動きます。どの科目を勉強するか? は公務員試験ではかなり重要なファクターです。
(このあたりは、捨て科目の考え方と近いものがありますね)
話を戻しまして、公務員試験は、各自治体で、試験科目がバラバラです。
たとえば、
- 自治体Ⅰ(本命) の試験科目は《A、B、C、D、E、F》
- 自治体Ⅱ(滑り止め)の試験科目は《A、B、C、D、E、F、G、H》
- 自治体Ⅲ(滑り止め)の試験科目は《A、B、C》
なんて感じでバラバラです。
ですが、各自治体の試験科目を調べておけば、
- 「試験科目A、B、Cはどの自治体でも必要」→優先的に勉強する
- 「試験科目GとHは、滑り止めの自治体Ⅱでしか使わないから、優先度は低い」→捨て科目にする
- 「自治体Ⅲは、本命の自治体Ⅰの勉強でカバーできる」→滑り止めにちょうどいい
という戦略を立てれるようになります。最低限の勉強で、複数の自治体を受けれるようになりました。こうでもしないと、試験科目の量に押しつぶされてしまいます。
試験科目は「公務員試験に合格するために」重要な要素なので、ぜひ調べてみてください。サボる人も多いので、こういう情報収集、準備をやるだけでもリードできます。
公務員試験の必修科目「一般教養試験」については、次の記事で解説しています>>>一般教養試験の大特集!一般教養試験をわかりやすく解説&勉強のアドバイス!
まとめ:公務員試験の準備はリサーチから!
リサーチポイントは次の4つ
- 受ける自治体を決める
- 試験の日程(1次試験から、面接まで)
- 採用人数と倍率
- 重要1次試験の試験科目
公務員試験は、学校のサポートが少ない孤独な戦いです。自分で情報収集しなければ、誰も教えてくだません。
めんどくさいところですが、ここを工夫するとライバルよりもリードできたりもします。
しっかりと情報収集することで、効率的に、いろいろな自治体を受験できます。ぜひ実践してみてください。
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「日本一変なキャリアの元公務員」
北海道在住のライターです。
olbb(株)取締役、ガクマーケティング代表
市役所と北海道庁職員を併任した後、WEBマーケターに転職。2年後に独立し、現在はライター&経営者をしています。
「働き方をもっと自由に、だけど堅実に」がモットー。
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