公務員試験には、かなりお金がかかります!
受験料金は0円ですが、受験する自治体1つあたり10万円以上もかかりました。
この記事を読めば、公務員試験で、いつまでに・どれくらいお金が必要なのか?
お金のスケール感を把握できます。
試験を受ける学生さんだけでなく、お父さんお母さんにも拡散すると、安心ですよ!
公務員試験の受験料はタダでも、交通・宿泊料金は超かかる!

僕が受験したときは、1自治体で10万円もかかりました。
受験料金は0円なのに、10万円もかかるのは交通費・宿泊費が高いからなんです。
よくある「高額パターン」が次のとおり。
- 交通費が往復 1万円
- 宿泊費が1日 1万5千円(受験日はホテル代がすごく高くなる)
で、1回受験するのに2万5千円!
なぜそんなにお金が必要なのか、以下で原因を説明しますね。
受験料はタダだけど、試験の回数が多い→お金がかかる

公務員試験は2次試験だったり、3次試験まであるのが普通です。
さらに、3次試験に合格した後も、採用面接や官庁訪問があったりします。
- 採用面接
全試験に合格したあとの、合格には影響しない面接。
本当にうちで働く意志があるんですか?と確認する面接です。
滑り止めの自治体で、最後まで合格しちゃっても、この採用試験で断ればOK!
- 官庁訪問
国家公務員の試験合格後、実際の職場にいって、挨拶をします。
また、採用面接も兼ねています。
採用の意志、希望する赴任先の聞き取りも、官庁訪問で行います。
1つの自治体あたり、
- 1次試験(筆記)
- 2次試験(面接)
- 3次試験(面接)
- 採用面接(官庁訪問)
で、合計4回(=10万円)も受験があります。(25,000円×4=100,000円)
滑り止めで受けた自治体が、最後の試験まで合格して、10万円もお金がかかってしまった。
滑り止めなので、最後は断って、10万円はさようなら・・・
なんてことがありました (´;ω;`)ウッ
このように、公務員試験では、交通量・宿泊費が高い!
また、1つの自治体で数回試験があるため、その分受験料も増える。
公務員試験シーズンは、ホテル料金が高額!

1ヶ月前の予約でも、ホテル代は、普段の2倍かかると覚悟してください。
かなり前からじゃないと、予約は取れないわ、予約できてもホテル代高いわで、痛い出費になりますよ・・・
滑り止めを受けるほど、お金がかかる
1つの自治体で10万円なら、3つの自治体で受験すると、単純計算で30万かかります。
出来るだけ多く、滑り止めとして試験を受けるのが、常套手段です。
公務員試験は狭き門ですから、滑り止めは受けておくのをオススメします
最近は受験者を増やすため、試験日も被らないようになっています。
「受けれるだけ試験を受けたら、実は30万もかかってしまった」というのが僕のパターンでした。
本命に受かるまで、全ての自治体で試験を受けざるを得ない

「3次試験まで行かなきゃいいじゃん」と思いますか?
もちろん、そうできれば、安くすみます。
ですが、本命の最終試験に合格するまでは、滑り止めは受けなきゃならんのです。
ポイントは、公務員試験では、滑り止めで受ける自治体が多くなる。
本命に受かるまでは、滑り止めでも2次試験・3次試験まで受ける。
その分、費用が高くなりがち。
お金がかかるのは4月~10月にかけて
公務員試験は、4月~10月にかけて、まんべんなく行われます。
2次試験・3次試験・採用面接が、1ヶ月おきにあるってイメージです。
滑り止めが多くなるほど、毎月の出費は増えます。
受験する自治体の数にあわせて、貯金しておくと安心ですね!
まとめ:公務員試験の受験料は、交通費・宿泊費で高額に。
公務員試験はタダですが、交通費・宿泊費で高額になりがち。
試験シーズンはホテル代が高いだけでなく、1つの自治体で3~4回も試験があります。
僕の場合は1つの自治体で10万円(合計30万円)もかかってしまいました。
バイト代で受験しようとするなら、貯金しておくことをオススメします。
両親に話しておくものいいですね。

「日本一変なキャリアの元公務員」
北海道在住のライターです。
olbb(株)取締役、ガクマーケティング代表
市役所と北海道庁職員を併任した後、WEBマーケターに転職。2年後に独立し、現在はライター&経営者をしています。
「働き方をもっと自由に、だけど堅実に」がモットー。
■もう少し詳しく
≫プロフィール・お仕事の実績
≫お問い合わせはコチラ