「マイクロソフトのエルゴノミクスキーボードって、本当に手首が楽になるの?」
「大きそうだけど、取り回しはどうなの?」
そんな風にお悩みのあなたに向けて、「マイクロソフトのエルゴノミクスキーボードを1年間使い倒した感想」をお届けします。
「このキーボードで、あなたのパソコン生活にどんな変化が出るのか」分かる記事にしています。
買おうか迷っている方、ぜひ読んでみてください。
Natural Ergonomic Keyboard 4000のいいところ
疲れ知らずで、長時間でも楽に文章がうてる
手首は本当に楽ですね。
2時間近く連続して文章を入力しても、疲れ知らずでした。
特に手首の疲れに悩んでいなかった私ですら、“エルゴノミクス“の効果を感じています。
”入力すること”が楽しくなっちゃうくらい、手首が楽で、流れるように入力できました。
「手首の負担を減らしたい」と思っているなら、いい買い物になると思いますよ~。
腕の負担もやわらぐ
手首だけじゃなくて、腕も楽になりました。
腕の負担がやわらいだのは、パームレストのおかげ。
単純な話なんですが、手首って上げてるより、下げた状態のほうが楽。
普通のキーボードを使うときって、手首を上げてますよね?
試しに、机の上に手を置いて、手首をあげてみてください。
腕に力はいってませんか?
パームレストがあると、手首を下げた(手に力を入れてない)状態でキーボードを操作できます。
腕の緊張感がなくなって、楽に長時間入力できるようになりました。
テンキーもついてるから、このキーボード1つあればOK!
106キーボード
「日本語106キーボード」「OADG 106キーボード」などと呼ばれる。101キーボードをベースに、日本語入力(JIS配列)で必要な「変換」「無変換」「カタカナ/ひらがな」などのキー(言語入力キー)を追加したもの。
- キーの内訳
- メインキー部分63キー(文字キー48キー、その他15キー)
- テンキー部分17キー(文字キー15キー、その他2キー)
- ファンクションキー部分12キー
- その他14キー。
109キーボード
106キーボードをベースに、Windowsキー2個とメニューキーを追加したもの。現在はこれが主流。
(wikipediaより引用)
テンキーもあるし、ファンクションキーも独自してて打ちやすいです。
ちなみに、同じくマイクロソフトのもう一つのエルゴノミクスキーボード
(Sculpt Ergonomic Desktop)はテンキーが独立しています。
テンキーが分離すると”部品”がひとつ増えちゃいます。
個人的には、Natural Ergonomic Keyboard 4000の方がおすすめです。
入力ミスが減る
入力ミスがホントに減りました。
というのも、BとN、TとYなどのキーが大きくなっていて、押し間違えがないんです。
スペースキーも大きく、左右どちらの親指でも押せるような配慮がされていますね。
一度ホームポジションセットすれば、流れるような入力を楽しめます。
俺ってこんなに正確に入力できたんだ・・・って嬉しくなりますよ!
マイクロソフトなので、安定性○
ドライバーの安定性はバッチリです。さすがマイクロソフト。
ちなみにドライバーは公式サイトからダウンロードできます。中古で買っても問題ありませんね。
(ちなみに、Macには対応していません!)
値段もそこそこ、耐久性もGOOD
おおよそ6000円です。
私は1年以上このキーボードを使い倒しています。
今でも使っていますが、壊れる気配はありません。耐久性も問題なしです。
3年保証で安心!
新品で購入した場合は、3年間保証付き。
1つのキーボードを3年も使えたら、十分以上に元を取れるんじゃないでしょうか!?
最後に、いいところを下にまとめました。
- 疲れ知らずで、長時間でも楽に文章がうてる
- 腕の負担もやわらぐ
- テンキーを買わなくてOK
- 入力ミスが減る
- マイクロソフトなので、安定性○
- 値段もそこそこ、耐久性もGOOD
- 3年保証で安心!
Natural Ergonomic Keyboard 4000の悪いところ
大きすぎる!じゃま!
でかすぎるんじゃ!
アマゾンから届いた当時から、今の今まで思ってます。
普通の事務机なら、奥行き半分は占領します。邪魔です。
ノートパソコンにNatural Ergonomic Keyboard 4000をつないだら、机には何も置けなくなるでしょう。ってくらいでかいのです。
いらない機能がたくさんある
Natural Ergonomic Keyboard 4000はファンクションキーにも機能が割り当てられています。
メールソフトを開く、インターネットブラウザを起動するとか、ですね。
しかし、その全てを使いこなすのはムリ。そもそもショートカットキーに割り当てるほどの機能じゃないです。
使っても1つか2つで、役に立つことはないでしょう。
ズームボタンも使ってません。
私はファンクションキーの機能は1つも使っていません・・・
ブラインドタッチが出来ないと使えない
キーボードが横に大きすぎるので、キーを目で見ながら押すのが難しいんです。
ブラインドタッチが出来ない人が使うと、ものすご~く使いにくいと思います。
しかし、キーの配置がいいので、ブラインドタッチを練習するのにはもってこい。
私はこのキーボードを買って初めてブラインドタッチが出来るようになりました
練習期間は2週間位かな?
有線で取り回しがわるい
キーボードがでかい&有線=とりまわしが悪い。
どしっと置いて、作業する方なら心配ないでしょう。
以前は無線版を発売していましたが、2018年3月現在は発売していません。
Sculpt Ergonomic Desktopは無線ですので、そちらを購入してもいいかも!
(私はテンキー分離が嫌なので、Natural Ergonomic Keyboard 4000にしました)
コンパクトな折りたたみキーボードも紹介しています»【2018年】折りたたみキーボードおすすめ4選!今すぐ注文したくなる!
キータッチが悪くて、入力音がちょっとうるさい。
メンブレン式で、「コトコト」って感じのキータッチです。
メンブレンキーボード
メンブレンキーボード (Membrane keyboard) とはキーボードの種類の一つである。
キーは圧力パッドのように平坦で、文字や輪郭は表面に印刷されている。
各キーが個別のパーツでできているような一般的なキーボードとは異なり、
キーを押下した際のフィードバックはあったとしても非常に小さく、ミスなしにタッチタイプを行うことは難しい。(wikipediaより)
リアルフォースや、赤軸青軸なんかをお使いの方には、あまり褒められるようなものではありません。
ゲームには使えない
こんな形ですからね。ゲームは諦めてください。
ゲームのときだけ他のキーボードを使う、もしくはNatural Ergonomic Keyboard 4000を買わない
くらいの決断が必要です。
「どこがゲーム向きじゃないか」ってでかすぎるんです。
左手がWASD、右手がマウス。
キーボードが大きすぎるから、両腕をギリギリまで広げないとゲームが出来ません。
最後に、悪いところをまとめました。
- 大きすぎる!じゃま!
- いらない機能がたくさんある
- ブラインドタッチが出来ないと使えない
- 有線で取り回しがわるい
- キータッチが悪くて、入力音がちょっとうるさい。
- ゲームには使えない
まとめ
でかくて、有線で、キータッチは微妙。
ですが、その入力しやすさは他にはありません。
スラスラと、手首に負担を書けずに入力できて、キーボードを打つこと自体が楽しくなっちゃいます!
大きさや、キータッチなど、実際に見て触らないとわからない点もあるため、一度店頭で触って見るのもいいですね。
最後に、私のNatural Ergonomic Keyboard 4000を買った感想を言いますと・・・
「買ってよかった、けど大きくて邪魔」
【2018年8月追記】新しいキーボードを買いました!
3万円のキーボードを買いました。夢にまで見た『静電容量無接点式』のHHKBです。
まじ最高です。HHKBもレビュー記事を買いたので、ぜひ読んでみてください。3万の価値はいかほどに?>>>HHKB日本語版1週間レビュー!良い点4つ・悪い点3つを赤裸々紹介

「日本一変なキャリアの元公務員」
北海道在住のライターです。
olbb(株)取締役、ガクマーケティング代表
市役所と北海道庁職員を併任した後、WEBマーケターに転職。2年後に独立し、現在はライター&経営者をしています。
「働き方をもっと自由に、だけど堅実に」がモットー。
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