どこで働くかによって、仕事の質は大きく変わります。
綺麗なオフィスなら清々しい気持ちになります。ゴミゴミした職場では粗雑な仕事になるでしょう。であれば、環境によって文章が変わるといっても不思議はありません。
どんな環境で書いているかを伝えれば、ワタシの文体や人柄が、如実に伝わるのではないか。
というわけで、客観的な事実から自己紹介をする「ワタシのシリーズ」、今回は「ワタシのシゴトバ」をご紹介します。仕事場から仕事道具など、ごちゃまぜでどうぞ。
ワタシのシリーズ
≫ ワタシのサブスク【2021年5月22日】
≫ワタシのシュウカン【2021年5月4日】
ワタシのシゴトバ
ここがワタシのシゴトバです。

といっても30m2ほどの1Lアパートで、ほぼ居住空間です。ここから1秒でベッドがあり、台所もあります。気を抜いたとたんに、机の上は散らかり放題です。
ですので、仕事は片付けからスタート。気持ちの良い環境で書きたいのはもちろんですが、片付けることを「働くモードに切り替える儀式」にもしています。公私の切り替えをしないと、いつまでもダラダラしてしまうので。
よく使う本たち
机のうえには、よく使う本も置いています。

これは案件によって入れ替えます。最近はオウンドメディアの執筆依頼が多いので、影響力の武器がレギュラー入りしました。コンパクトな国語辞典がもう1つ欲しいです。
紙の作業スペース
左側の黒い机は、紙の作業場です。

書く準備には必ず「紙」を使っていまして、その作業スペースというわけです。たとえばこれは「SEOツール おすすめ」という記事を書くときに使ったメモ書き。

アイデアを整理したり企画を考えるときは、矢印を引きながら整理したいので、紙でないと事足りません。執筆するのと同じ時間くらい、準備に時間をかけることもあります。
パソコン
使っているパソコンはMacBookAir(M1)。

Macではありますが、Wordも使えますので、Windowsで仕事をされている人とのコミュニケーションに困ることはありません。
これに追加でディスプレイを1枚。WordPress開発を請け負うこともあって、デュアルディスプレイが必須です。
キーボードとマウス

キーボードはHHKB。
「HHKB Professional BT」という廃版になった古い型式を未だに使い倒しています。当時は新品で3万円くらいしました。このところ誤作動が増えてきたので、リアルフォースに買い換えようか考え中。1日中使う道具ですので、最高品質のキーボードを使うように心がけています。高いキーボードのほうが疲れないんです。
マウスはMagicMouse2。
体調管理

左上においてあるのは水筒です。
時間の目盛りが振られていて、目盛りのとおりに飲んでいくと1日で2リットル飲むようにできています。コーヒーの飲み過ぎで脱水症状になり、朦朧しながら書くわけにもいかんので買いました。
GoogleHome

毎朝7時にけたたましいアラームを鳴らし「メールをチェックして即レスしてください」(原文まま)とわたしをたたき起こします。習慣作りに役立つ、IT秘書のような存在です。
以上がワタシのシゴトバでした。ほとんどデータ化・IT化しているので身軽なものですね。
まとめ:ワタシのシゴトバ
- 机はいつも綺麗に
- よく使う辞書は本にすぐアクセスできます
- 紙の作業場があります
- プログラミングもやるのでディスプレイは2枚
- キーボードは最高品質を
- GoogleHomeも活用
続いて、執筆に使っているツールをご紹介します。
使用ツール
Ulysses
記事の下書きに用いるツールです。

マークダウンで素早く執筆でき、画像も挿入できるので便利。アウトライン(画像の赤枠)も自動で作ってくれるので、ページの構成を確認しながら書くことも可能です。
サブスクリプションで月額550円。仕事道具としては安いです。
Word
Ulyssesで書いたものは、Wordで清書します。記事校正ツールが優秀で、誤字脱字のチェックにも活用しています。
Microsoft365に契約しているので、常に最新版です。最近はGoogleドキュメント納品が増えてきましたが、それでもWordは必須ですね。
最近ではダークモードに対応したようで、メインエディタ昇格もあり得るかもしれません。
ATOK
文字入力にはATOKを使っています。月額330円のサブスクリプションです。
変換の精度がよく、かなりの長文でも一気に変換できます。ある程度の誤字なら正しく修正して変換してくれる優しいツールです。仕事の効率化という面で見れば、最も貢献しているかもしれません。

変換するとき、どの言葉を漢字にして、どれをひらがなにするかは、いつも気をつけています。漢字の量が、文章の読みやすさに直結するからです。
書き手のこだわりとして漢字を開くときもありますし、クライアントの好みや媒体に合わせて閉じることもあります。
元来ひらがなで作られていた日本語は、ひらがなが連続したときに独特のうつくしさが生まれます。これも大切にしていきたい思いもあります。
Trello
タスク管理ツールです。月額5ドルのサブスクリプション。

複数の案件を同時進行しているので、Trelloで進捗管理しています。このあと紹介するデイリー業務の自動化や、記事の品質管理に欠かせない存在です。
「タスク管理するタスク」がとても少ない印象で、1日の間にTrelloを触る時間はほとんどありません。それでもうまいこと進捗管理ができるのが気に入っている理由です。
まとめ:ツールについて
- 下書き:Ulysses
- 清書:Word
- 入力:ATOK
- タスク管理:Trello
仕事道具は常に最新版を使いたいので、サブスクリプションを多用しています。
続いては、仕事の進め方について軽くご紹介します。Trelloの活用や、品質管理について深く書きました。
仕事の進め方について
仕事を進めるうえで、習慣・ルーティン・品質管理には、人並み以上にこだわっています。これにはITを活用していまして、面白そうなものをいくつか紹介します。
Trelloで自動生成している「デイリー業務チェックリスト」には、朝のルーティンをまとめています。

始業時のメールチェックから、片付け、案件確認、売上確認、目標チェック、1日のやることリスト作成。これらは毎日欠かさず行います。
チェックにそって進めるのは朝の仕事だけではありません。記事を書くときも、自分なりのフローを用意して品質を管理しています。



これだけチェックポイントがあるなかで、執筆に関するチェックは1つだけ。ほとんどを準備と校正に費やします。
文章のクオリティをあげるには、事前準備をきちんとするか、校正するか、良い本を読むことでしか作用できないと感じています。書き始めたら、もう最後まで書く。書きながら悩んでもいい文章にならない。半分諦めに近いかもしれません。
だから準備と校正には時間をかけています。悪文を減らし、間違った情報を書かないようにチェックは2重3重に。
ついでいえば、こうして見える化しておくと、業務改善がしやすくなります。問題が見つかれば、フローを見直して改善。このPDCAを1年も回せば、ずいぶん変わると思います。
まとめ:仕事の進め方
- デイリー業務は毎日欠かさない
- 記事執筆のフローを作り品質管理
- 書く準備と校正には特に気をつける
ワタシのシゴトバ
以上がワタシのシゴトバでした。こんな環境で文章を書いています。
ちなみに、シゴトバ以外は汚いので、zoom会議をするときは背景をぼかしています。察してください。
それでは、最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。貴方とお仕事ができれば、こんなに嬉しいことはありません。

「日本一変なキャリアの元公務員」
北海道在住のライターです。
olbb(株)取締役、ガクマーケティング代表
市役所と北海道庁職員を併任した後、WEBマーケターに転職。2年後に独立し、現在はライター&経営者をしています。
「働き方をもっと自由に、だけど堅実に」がモットー。
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